DTPテクニック

PowerPointでインデントとタブを使って文字を揃えたい

PowerPointでもWordのように、インデントとタブを設定して文字を揃えることができます。
以下のサンプルデータで説明します。
 

設定前 
設定後 
 

「ルーラー」を使用する方法と「段落」ダイアログボックスを使用する方法を説明します。
 

まず、「ルーラー」を表示させます。

「ルーラー」を表示させる

「表示」タブの「表示」で「ルーラー」にチェックを入れます。

 

「ルーラー」が表示されました。

 

「ルーラー」で設定する

「ルーラー」を使用すると、直感的に設定ができます。
上部の「タブセレクター」と「水平ルーラー」を使用します。


 

「タブセレクター」でタブの揃え方を指定します。
左揃えを使用します。
タブの揃え方は4種類あり、「タブセレクター」をクリックすると切り替えられます。

左揃え    中央揃え
 
右揃え   小数点揃え

 

  1. テキストを揃えたい4カ所にタブを挿入します。
    タブを設定するのは、サンプル1,2の左側2カ所とサンプル1,2の右側2カ所です。
  2.  

  3. 設定するテキストを全て選択します。
  4.  

  5. 「ルーラー」上で、1つ目のタブを設定したい位置をクリックします。
    「タブマーカー」が「ルーラー」上に挿入されます。
    「タブマーカー」をドラッグしてタブの位置を調整することができます。

     

    タブが設定されました。

  6.  

  7. 「ルーラー」上で、2つ目のタブを設定したい位置をクリックします。

     

    タブが設定されました。

  8.  

  9. インデントを設定し、「ぶら下げ」の状態にします。
    「ルーラー」上の「インデントマーカー」を使用します。
    上は「1行目のインデントマーカー」、下は「ぶら下げインデントマーカー」になります。
    下の「ぶら下げインデントマーカー」を選択します。
  10.  

  11. インデントを設定したい位置(2つ目のタブと同じ位置)までドラッグして移動させます。

     

    インデントが設定できました。

 

インデントとタブでテキストを揃えることができました。

 

「段落」ダイアログボックスで設定する

数値を指定して設定したい場合は、「段落」ダイアログボックスを使用します。
 

  1. 「ルーラーで設定する」の「手順1.」「手順2.」と同様にタブを挿入し、設定するテキストを全て選択します。
  2.  

  3. 「ホーム」タブの「段落」、もしくは、マウスの右クリックのリストから「段落」を選択します。
    「段落」ダイアログボックスが開きます。
  4.  

  5. 「インデントと行間隔」タブの「タブとリーダー」をクリックします。
    「タブ」ダイアログボックスが開きます。
  6.  

  7. 「配置」でタブの揃え方を指定します。「左」を選択します。
  8.  

  9. 1つ目の「タブ位置」を設定します。数値を入力し、「設定」をクリックします。

     

    設定ができました。

  10.  

  11. 2つ目のタブ位置も同様に設定します。
    「OK」をクリックし、「段落」ダイアログボックスに戻ります。
  12.  

  13. 「インデント」を設定します。
    「最初の行」で「ぶら下げ」を選択します。
  14.  

  15. 「幅」を7cmに設定します。(2つ目のタブ設定と合わせる)
  16.  

  17. 「テキストの前」を7cmに設定します。(2つ目のタブ設定と合わせる)
    「OK」をクリックしてダイアログボックスを閉じます。

     

    インデントとタブが設定できました。

 

インデントとタブでテキストを揃えることができました。

 

「段落」ダイアログボックスで設定した内容は、「ルーラー」にも設定されます。
「ルーラー」で設定した内容は、「段落」ダイアログボックスにも設定されます。
「ルーラー」と「段落」ダイアログボックスを併用し、文字を綺麗に揃えましょう!



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