DTPテンプレート

DTPサービス

DTP(Desktop publishing)とは、パソコンを使用してカタログや広告、マニュアルなど印刷物のデータを作成することを指します。
SCREENクリエイティブコミュニケーションズは、さまざまなアプリケーションによるDTP制作に対応。
リーフレットや名刺、データシートなど単ページのものから、マニュアルなど大量ページのものまで、さまざまなドキュメント制作の豊富な実績があります。
また、各DTPアプリケーションとXMLを活用した自動組版や、翻訳支援システムTrados®と連携した多言語ドキュメントにおけるレイアウトの効率化など、お客さまのコストダウンとリードタイム短縮を実現するさまざまなソリューションをご提供します。

対応アプリケーション

SCREENクリエイティブコミュニケーションズのDTPサービスは、「Adobe InDesign」「Adobe FrameMaker」「Adobe Illustrator」などのAdobe製アプリケーションはもちろん、「Word」「Excel」「PowerPoint」などMicrosoft Office系アプリケーションでのレイアウト作業にも対応。
お客さまの活用シーンに合わせて、最適なアプリケーションを選定します。

対応アプリケーション
Indesing Adobe InDesignAdobe InDesignは自由度が高く、感覚的なオペレーションが可能なDTPアプリケーションです。細かな設定による美しい文字組みに加え、多彩なビジュアル表現を実現しながら複数ページのレイアウトが可能なため、カタログや雑誌、書籍など多くの出版物に利用されています。相互参照、索引、脚注、ブック機能などが搭載されているため、幅広い文書の効率的な処理に効果的です。また、パッケージ機能により、リンクしているイラストを1つのフォルダーに集約できるので、データの管理も容易になります。
●オススメ用途:8ページ以上のカタログ、100ページ前後のコンシューマー製品マニュアル
FrameMaker Adobe FrameMaker

Adobe FrameMakerは、大量ページのドキュメント制作に最適なDTPアプリケーションです。InDesignでは処理が重くなるような、数百ページものドキュメントも安定して処理することが可能です。また、相互参照、索引、脚注、ブック機能も搭載されており、大量ページを効率的に制作できます。
一方で、InDesignのような美しい文字組みや、多彩なビジュアル表現は弱いため、マニュアルや技術文書など、内容に応じてページを増やしていく「流し込みレイアウト」に適しています。
FrameMakerの最大の特長は、文書の「構造化」です。XML文書をプレビューしながら編集することや、外部CMSと連携した自動組版エンジンとしても活用できます。

●オススメ用途:数百ページの産業装置マニュアル、自動組版エンジンとしての活用

AI Adobe Illustrator

Adobe Illustratorは、ベクターデータを扱うイラスト作成アプリケーションです。主に、InDesignやFrameMakerに配置するイラストの作成に利用されています。
多彩なビジュアル表現が可能なため、広告やカタログなど、デザイン性を重視した印刷物のレイアウトソフトとしても広く使用されています。CS4以降は複数ページの作成も可能になり、少数ページの印刷物を1ファイルで管理できるようになりました。なお、複数ページも取り扱いは可能ですが、イラスト作成用のアプリケーションのため、大量ページの文書作成には適していません。

●オススメ用途:8ページ以下のカタログ、イラスト、広告

Word Microsoft Word

Microsoft Wordは、文書作成を行うワードプロセッシングアプリケーションです。
Wordを使用する最大のメリットは、ビジネスツールとして普及しているため、汎用性が非常に高いことです。文書構造の設計やスタイルの設定を行ったテンプレートを活用することで、誰でも簡単にドキュメントを作成できます。また、XMLとの親和性も高く、FrameMakerと同じような「流し込みレイアウト」に向いています。
一方、DTPアプリケーションではないため、CMYKデータの取り扱いや、トンボの自動生成など、印刷データ作成のための機能はほとんどありません。また、相互参照、索引、脚注機能はありますが、ブック機能が存在しないため、大量ページの文書作成には適していません。

●オススメ用途:100ページ前後の産業装置マニュアル、社内向け文書

ExcelMicrosoft Excel

Microsoft Excelは、表計算やグラフ作成を行うアプリケーションです。
画面上でキレイにレイアウトしても、印刷やPDF変換を行うと文字が途中で切れてしまうなど、画面表示と印刷結果が異なる場合があります。マニュアルや手順書などの作成に使用される場合もありますが、文書作成用途としてはお勧めできません。
一方、ExcelはXMLに変換するにより、WordやFrameMaker、InDesignで自動組版を行うためのソースデータとして活用できます。

●オススメ用途:単純な表、グラフ、自動組版用のソースデータ

PPT Microsoft PowerPoint

Microsoft PowerPointは、ハイレベルなプレゼンテーションを作成するアプリケーションです。高度なアニメーション機能を駆使することで、動画レベルのコンテンツを作成することも可能です。
カタログやリーフレットなどの作成に使用される場合もありますが、基本的に画面で見るコンテンツを制作するソフトウェアのため、印刷物の作成には適していません。

●オススメ用途:展示会用プレゼンテーション、サービス説明・営業ツール、デジタルサイネージ、セミナー・講演資料

HTML HTML

HTML(HyperText Markup Language)とは、Webページを作成するために開発されたマークアップ言語です。他のファイルへのリンクを設定できるハイパーテキストであり、画像・リスト・表などを表現する機能を持っています。多言語展開やコンテンツの更新が容易なため、最近はマニュアルをHTMLで作成し、Webサイトで公開するメーカーが増えています。
HTMLは、多言語展開を行うマニュアルを作成する場合に非常に有効です。翻訳支援ソフトウエアTrados®と連携させることにより、レイアウト作業をほぼ自動化できるなど、コストダウンとリードタイム短縮に効果を発揮します。

●オススメ用途:多言語展開を行うマニュアル、ソフトウエアのマニュアル

DITA
XML
DITA/XML

DITA(Darwin Information Typing Architecture)とは、OASISが策定したXMLベースの国際標準規格です。「トピック」という小さな単位でドキュメントのコンテンツを作成し、「マップ」という目次のような構造でドキュメントを組み立てることにより、インプットからアウトプットまで対応する制作手法です。作成したコンテンツはアウトプット形式に応じて自動的にレイアウトされるため、ライターはレイアウトの状態を気にすることなく、コンテンツの制作に集中できます。
DITAの活用には、コンテンツを管理するためのCMS(Contents Management System)が必須です。オープンソースのものから、さまざまなシステムベンダーが提供するCMSでのコンテンツ制作が可能です。

●オススメ用途:多言語展開を行うマニュアル、ソフトウエアのマニュアル

テンプレート設計

ドキュメント制作において最も重要なのは、その内容です。
例えば、取扱説明書の目的は、安全に関する情報や製品の使用方法を、ユーザーに分かりやすく伝えることです。しかし多くの人は内容の検討よりも見た目のレイアウトをと整えることに、多くの時間を費やしているのではないでしょうか?
一方で、DITAやXMLを活用した自動組版はレイアウト作業を自動化できますが、導入のハードルが高く、部署単位や製品単位での運用は困難です。
SCREENクリエイティブコミュニケーションズでは、社内でのドキュメント制作を効率化するテンプレートをご提供。
お客さまのご希望のアプリ-ケーションや、現在のドキュメントに合わせた、見出しや本文などの文書構造の設計が可能です。あらかじめ用意されたスタイルをテキストに設定するだけで、誰でも簡単にドキュメントを作成できるため、今までレイアウトに費やしていた時間を大幅に削減できます。
また、設計したテンプレートを使用したコンテンツを制作し続けることで、DITAやWikiWorksなどのドキュメントシステムへの移行が容易になります。

テンプレート設計


●対応アプリケーション:Adobe InDesign、Adobe FrameMaker、Microsft Word

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