DTPテクニック

Wordで表を簡単に作成したい 『Power Documents』を使用した表作成

Wordアドイン『Power Documents』を使用して表作成を効率化

Wordにはデフォルトの表スタイルがあり、当社のWordテンプレートにも表スタイルが設定されています。

それらの表スタイル、使いこなせてますか?

既存の表をコピーペーストして新しい表を作成し、使いまわしている間に表がおかしくなってしまったり、統一がとれなくなってしまったりしていませんか。

『Power Documents』を使用すると、通常のWordより早く簡単に表を作成することができます。

以下は『Power Documents』をインストールしたWordの画面です。

『Power Documents』を使用した表の作成方法をご紹介します。

「メモ」「参照」「重要」や安全文の表作成

マニュアルで使用する「メモ」「参照」「重要」や、「危険」「警告」「注意」「注記」などの安全文は、表形式で作成する設定になっており、セットメニューよりワンクリックで表を挿入できます。

右の「ドキュメント アクション」メニューより、作成したいセットを選択します。

「メモ」「参照」「重要」

メモセット」をクリックすると、メモの表が挿入されます。

参照セット」「重要セット」も同様です。

「危険」「警告」「注意」

危険セットマークなし」「危険セットマークあり」をクリックすると、危険の表が挿入されます。

違いはマークのありなしで、ありの方は左側に禁止マークが入ります。

警告セットマークなし」「警告セットマークあり」、「注意セットマークなし」「注意セットマークあり」も同様です。

「注記」

注記セットマークなし」「注記セットマークあり」をクリックすると、注記の表が挿入されます。

違いはマークのありなしで、ありの方は左側に指示マークが入ります。

通常の表作成

表を挿入する

通常の表は、上部「文書パーツ」メニューの「表」より作成します。

通常のWordとは異なり、「最初の行」「最初の列」「最初の行と列」「網掛けなし」「罫線なし」の5つの「表スタイル」が設定されています。

作成したい「表スタイル」をプルダウンから選択します。

Power Documentsの場合
普通のWordの場合

「表の挿入」ダイアログボックスが表示されるので、「列数」と「行数」を入力し、「OK」をクリックします。

表が挿入されます。

上から「最初の行」「最初の列」「最初の行と列」「網掛けなし」「罫線なし」の表です。

テキストから表を作成する

表にしたいテキストを選択し、「文書パーツ」メニューの「表」のプルダウンメニューから「文字列を表にする」を選択します。

「文字列を表にする」ダイアログボックスを設定し、「OK」をクリックします。

文字列が表に変換されます。

作成した表全体を選択し、「表」のプルダウンメニューから表スタイルを選択します。

ここでも、「テーブルデザイン」の「表のスタイル」は使用しません。全て「文書パーツ」メニューの「表」のプルダウンメニューから設定ができます。

通常のWordのように「タイトル行の繰り返し」も「表」のプルダウンメニューから設定できます。

『Power Documents』ページに掲載している動画の11:23から「メモの作成」、11:36から「テキストからの表作成」についての説明があります。

『Power Documents』には他にも色々な機能があります。詳しくは以下のページをご覧ください。



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